「LOCAL FISH CANグランプリ2021」全国大会で9エリア代表チームの各賞が決定しました!

各地域で高校生がLOCAL FISH(=地域の課題魚)を利用した、オリジナル缶詰を開発して競い合う「LOCAL FISH CANグランプリ2021」の地域予選大会を7月に開催し、合計63の高校生チームの中から全国9エリアの代表チームが選出されました。
この度、2021年10月15日(金)に、全国大会を開催し、代表9チームの高校生がオンライン上でプレゼンテーションし、各チームが地域の海の課題を学び、缶詰開発にかけた熱い想いをぶつけ合いました。

審査員の紹介

公益社団法人日本缶詰協会公認の缶詰博士の黒川勇人さん。

テレビ・ラジオ・雑誌や新聞など様々なメディアへの出演や執筆活動で活躍中。また缶詰だけではなく、それにまつわる文化や経済、人間模様を研究。現在までに世界46カ国を取材し、数千缶のもの缶詰を食されてきています。

生物ライターであり、海洋研究者の平坂寛さん。

生物を5感で楽しむことをモットーに。テレビ・雑誌・そしてYouTubeでも活躍中。世界中で、好奇心とともに、様々な生物を調査し、発信しています。
そして、全世界で課題となっている未利用魚についても、ご自身で捕まえ調理し、食べ、生態や特徴を知るだけでなく、市場に流通しない未利用の生きものの利用価値の創出など、さまざまな取り組みを行っています。

彦摩呂さんには、各エリアの缶詰の実食していただき、コメントをいただきました。

各参加学校の缶詰制作コンセプトもご紹介
多くの来場者の方々に、実際に手にとって見ていただきました。
商品化された缶詰がLOCAl FISH CAN グランプリブースに並びました。
缶詰博士、海洋研究者も登場!
10月16日のイベント会場の雰囲気です

10月16日(土)には、東京・二子玉川ライズ ガレリアにて、海とごちそうフェスティバル会場のステージ上で、全国大会の結果を発表し、「最優秀賞」「優秀賞」「特別賞」が決定しました!
缶詰を制作するにあたり、LOCAL FISH CAN プロジェクトの、趣旨を理解し、社会課題の解決となるアイデアが含まれているか、そして産学連携の視点からも生産可能な商品化の可能性を感じられるかどうか、という点で、評価された3チームです。

「最優秀賞」:越中鰯ブラックラーメン味(富山エリア)

審査員のコメント

「富山県=ホタルイカが名産品ですが、ホタルイカ漁で大量に廃棄されてしまう鰯に着目した点が魚の命を救いあげるという観点で、評価につながりました。また、「富山ブラックラーメン」を連想させたデザインで、手に取りたいと思わせる秀逸なデザインでした。」

受賞高校の感想コメント

「優勝できて率直に嬉しいです。地域の課題魚を学び、自分たちが開発した缶詰を多くの方に知ってもらう機会をいただいたことに感謝しています。また、他の地域チームの発表を聞いて、各地域にも海の課題や課題魚があることを、深く知ることが出来ました。これからも大切な海について、学び続けていきたいと思います。」

「優秀賞」:Spicy BUDAI(大分エリア)

※優秀賞は、2番目に総合得点が高かったチームです。

審査員のコメント

「食用魚としては、ブダイは決してメジャーではない魚でした。もともと大分の海には多くなかったが、海水温の上昇などが原因で、数が増えてしまいました。ブダイは、藻場(海藻が自生している場所)を食べてしまい、水産物の漁獲量が減少していく問題があります。そのブダイを、缶詰化したことが評価されました。」

受賞高校の感想コメント

coming soon

「特別賞」:ナルトビエイのあんかけ(近畿エリア)

※LOCAL FISH CAN プロジェクトの趣旨を理解し、社会課題の解決となるアイデアが含まれているか、そして産学連携の視点からも生産可能な商品化の可能性を感じられるかどうかという視点で評価されたチームです。

審査員のコメント

「魚類学に携わっている立場からすると、ナルトビエイをよくぞ取り上げてくれたと思っています。ナルトビエイはアサリを食べてしまい、駆除しようにも用途が見いだせませんでした。高校生が、その課題から逃げずに研究したのが評価につながりました。」

受賞高校の感想コメント

coming soon


全国大会出場チームの製品化された缶詰をご紹介

松本第一高校
「信州サーモンの和風アヒージョ〜森と海の恵み〜」
石川県立能登高等学校
「アゴがはずれるほどおいしい アゴダゴ汁」
鳥取県立境港総合技術高等学校
「豊かな中海の赤貝缶詰」

島根県立隠岐水産高等学校
「バイアヒージョ 海士の塩」
山口県立大津緑洋高等学校
「”ふく”が訪れるとらふぐゆず味噌煮」
愛媛県立長浜高等学校
「鱧ノウマミ」